2007年1月 9日 (火)

サル

今日は以前に書くと予告したサルについてのお話

友人は人間科学部なるところで「ニホンザルの行動研究」をしています。山にこもってサルを追っているようです。その友人に聞いたお話。

皆さん動物園などでサルがグルーミング(毛づくろい)をしてるのを見たことがあると思います。片手で毛をかきわけ、もう片方の手で何かをつまむようなしぐさをしてますよね。

①何をやってるの?

・シラミの卵をとっている。 

・汗の結晶をつまんでいる。 

・ごみを取っている。 

などいくつかの説があったようですが、10数年前に日本の研究者がついにその謎をといたそうな。

どうやってわかったかというと、まずはサルと超なかよくなって、近づいたりさわったりしても大丈夫になったそうです。で、他のサルたちと一緒にいたとき、グルーミングして、手につまんだものを口に持っていった瞬間、その研究者が手に巻いたセロテープをサッと口元へ出し、手の中のものをかすめとったということでした。

何度チャレンジしてもセロテープについているものは同じ。。。ついていたのは“シラミの卵” 
それがわかったのがわずか十数年前。結構長い間謎だったのですね・・・ ちなみにサルにはシラミはついてもノミは付かないそうです。


②なんでグルーミングするの?

これにはいくつかの理由があります。

まず皆さんのご想像のとおり、身分の低いものが高いものにゴマをするというような形のものですね。しらみを取ってもらったお返しに、なにかもめごとがあると、グルーミングしてあげたサルが助けてくれたりするそうです。

次に親が子供にグルーミング。これは説明無用ですね。

で、僕が疑問に思っていたのは、上野動物園でサルを見ていたとき、子連れの母親ザルがいたる所でグルーミングされていたことです。

オスザルが、メスザルと交尾したいから媚を売っているのかとちょっと思いました。サルの世界でも人妻ハンター んっ 違うな サル妻ハンターがいるのかと思ったのですが違ったようです・・・・ 

では、何をしているのかというと、赤ちゃんサルをさわらせてもらうためだそうです。 人間と同じで、サルも赤ちゃんをさわりたがるんだって。

ただ、出産ラッシュで赤ちゃんがいっぱいいるときはそんなに集まらないようです。

赤ちゃんの数が少ないと、さわらせてくれ さわらせてくれ と次々と母親ザルにグルーミングをするようです。

とても興味深い話でした。また今度遊んだら聞いてみよっと。。。




ちなみにサルを観察するのも楽ではないらしく、マムシとの格闘や、スズメバチの巣を叩き落して一掃するという冒険をしながらの観察だということ・・・・・恐ろしい。



興味を持った方は彼のHPも見てみてください。

http://hiko.hus.osaka-u.ac.jp/yamada/index.html

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